日本国史――世界最古の国の新しい物語 (扶桑社BOOKS)ダウンロード

日本国史――世界最古の国の新しい物語 (扶桑社BOOKS)

によって 田中 英道

日本国史――世界最古の国の新しい物語 (扶桑社BOOKS)ダウンロード - 日本国史――世界最古の国の新しい物語 (扶桑社BOOKS)をお探しですか? この本は著者が書いたものです。 この本には278 ページページあります。 日本国史――世界最古の国の新しい物語 (扶桑社BOOKS)は扶桑社 (2018/5/31)によって公開されています。 この本はに発行されます。 日本国史――世界最古の国の新しい物語 (扶桑社BOOKS)は簡単な手順でオンラインで読むことができます。 しかし、それをコンピュータに保存したい場合は、今すぐ日本国史――世界最古の国の新しい物語 (扶桑社BOOKS)をダウンロードできます。
日本国史――世界最古の国の新しい物語(ヒストリー) 歴史は正しく修正しよう! 最新の歴史研究を踏まえた「田中日本史」の決定版。歴史とは国家の「来歴」を語る「物語」である!高天原は関東にあった!? 天孫降臨はフィクションではない!?・神武天皇の実在を示す日本独特の巨大な前方後円墳・法隆寺は日本人の精神性の結晶・白村江の戦いを契機に生まれた日本の対外的国家観・社会福祉活動を政治に反映させた光明皇后の功績・東大寺の再建によって結びついた天皇家と源頼朝・外国人を巧みに利用して外交方針を定めた徳川家康・明治維新最大のポイントは律令制の復活にあった・三島由紀夫の死と日本人のあるべき生き方……他※本書は平成24年刊行の田中英道著『日本の歴史 本当は何がすごいのか』(育鵬社刊)をもとに、最新の歴史研究の成果を踏まえ、大幅な加筆を行い刊行するものです。

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縄文・弥生時代は、これまで日本では原始時代でもっぱら土器、土偶を作っている素朴な文化の時代であったと考えられてきた。国があるどころか、住民が竪穴住居を秩序なく建て、狩猟・採取、漁撈の原始的生活だった、というのが定説であった。しかし、著者は三内丸山の遺跡の’例をあげ、村としてその後、各時代の村と同じ規模のものであった、と述べる。江戸時代の村でさえ、だいたい500人前後の規模で、三内丸山遺跡と同じだ、というのである。さらに土器でさえ世界で一番古く、美しく、一番信仰の’深い形態で作っている、指摘する。これが火焔土器ではなく、水紋土器で、水を祀ったものだ、という。確かに、火にくべる土器が、同じ火を表しているとは考え難い。その統一性、その精神性は、すでに自然信仰の象徴で、神道の自然信仰の表現であった、と述べている。そして、縄文遺跡は、関東、東北に圧倒的に多く、日本の人口の’95%は東部にあった、という事実から、関東・東北に国があり、記紀や風土記、祝詞の日高見国という国の存在が、その時代にあったと説く。『高天原は関東にあった』という論文集で実証的に論じた後を受けて、どういう神話と結びついていたか、見事な創造的論理と実証と組み合わせ未踏の領域に踏み込んでいる。私も歴史家だが、この目から鱗、どころか、まさに革命的な古代史論になっていると見る。考古学者、歴史家のこれまでの歴史観が、みごとに’資料に’裏打ちされて、完全にひっくり返されている。羨ましい才能の歴史家である。確か、レオナルド・ダ・ヴインチ、ミケランジエロでイタリアで、新説を出し、西洋人を驚かせたが、今度は日本研究で、日本人を’驚かせている。それ以後の歴史も、これまで’政治史では空白であった箇所を、文化史で光をあて、歴史の醍醐味を味あわせてくれる。この人の日本史が、これから日本の基準となるだろうことは、戦後、あまりにもマルクス主義史観で、日本の歴史を自虐史観で満たされてしまったことへの、復讐となっている、と感じるのは私だけではあるまい。ただ若干の校正ミスがあるのは貴重な本であるだけに残念だ。

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